BY ミーモ · 2017年10月16日
セントラルウブドから北上したエリアはまだまだ素朴な田舎の景色が残り、夜には蛍なども見られるのどかなエリアです。そうはいいつつも、小さなヴィラやプチホテルなどがだんだんと目立つようになってきた、開発されつつある地域でもあります。そんなロケーションを活かしてオープンした小さなクダイ(インドネシア語で食堂)が「クダイ ブブゥ」です。ブブゥとはバリ語でおかゆのこと。おかゆがメインのローカル食堂です。
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調査依頼その58 ロコが好きな食べ物は?
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場所は、ウブド王宮のあるスウェタ通りからずっと北上。そのうち右手に橋があるので、それを渡り左折。また道なりにず〜っと進んだ右手にあります。ウブド王宮から車で約15分ほど。この道はさらに進むとラヤ・テガララン通りに抜けます。
↓こちらが道に面した外観。周りに建物が少ないせいか、大変目止まりもいいです。
↓道路脇にある「Kedai Bubuh」と書かれた看板。
↓クダイの中。小腹をすかせた、あるいは冷たい飲み物を求めてきたロコで賑わっています。
↓さらに奥にある、田んぼに突き出すように建てられた、竹を組んで作ったバリコニー席。この日は曇りだったので、この席に座っても暑くなく、田んぼからの風もひんやりとして気持ちいい〜♪
↓この席に座るとなんと下には蝶蝶の巨大オブジェ?が。
↓ワイドに広がる田んぼビュー!田んぼの真ん中にはKedai Bubuhの文字が立てられています。
それにしても田んぼの風景ってどうしてこんなに和めるのでしょうか。。。
↓メニューは、、、、至ってシンプル。ご飯系はおかゆとティパット、他にインドネシアンスイーツと飲み物です。
↓こちらがお店の名前にもなっているブブゥバリ(インドネシア版おかゆ)Rp.6,000。たまごや野菜、鶏肉、豆などがトッピングされています。バナナンの葉っぱが敷れているのがいかにも南国っぽいですね。バリの人はおかゆにもサンバル(チリ)を入れます!サンバルは、ビアサ(普通)で頼みましたが、それでもなかなか辛かったので、辛いのが苦手な方はサンバルなしでお願いした方がいいかも。
↓もうひとつのご飯系はティパット・グランアッサムRp.12,000。地鶏を使ったインドネシアのスープとティパット(椰子の葉にお米を入れて茹で蒸したご飯)の組み合わせです。これは我が家でも時々作るメニューのひとつなくらい、バリの定番家庭料理なんですよ。
↓エス・ダルマンRp.5,000。ダルマンとは葉っぱの名前で、この葉っぱをよく揉んで漉し器で漉して放っておくとゼリー状に固まります。それを黒砂糖とココナッツミルクで作った飲み物の中に入れてできあがり!バリ人の大好きな伝統的な飲み物です。
↓ひんやりスイーツ、エス・ブアRp.5,000。ブアは果物のことで、コンデンスミルクとシロップを混ぜた飲み物にパパイヤやアボガド、マンゴーなどの果物を入れています。
↓キッチンは田んぼビューのオープンエア。キッチンというよりはバリの台所といった方がぴったりですが、清潔な感じで安心できます。
↓置かれているクルプック(揚げ菓子)などは、勝手に取って食べても大丈夫!後で食べたものと一緒に清算します。
1階部分ではBubuh Loverと書かれたフレームのようなオブジェが。どうやら前はブランコがあったようですが壊れた?(苦笑)。
ウブドならではの景色と空気感。バリの人たちが昔から大好きで普通に食べている素朴な料理やスイーツ。普段着のバリが垣間見られる素朴な食堂。テガラランへ行く途中にも寄れる場所なので、機会がありましたらぜひどうぞ!
Kedai Bubuh(クダイ ブブゥ)
(スウェタ通りを北上し、途中右にある橋を渡りすぐ左折。そのまま道なりに約4キロ右手)
Jl. Tirta Tawar No.888, Tegalalang, Ubud
Tel : 0812-3681-1503 / 0812-4608-151
Open : 10:00 ~ 20: 00
※こちらの情報は2017年10月現在のものです。