BY hisss · 2016年7月11日
バリ島のアクティビティ会社、自然と共存する、自然に優しいエコアドベンチャーツアーを運営するソベックが
催行する、マウンテン・サイクリング・バトゥール・トレイルに参加してきました。
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調査依頼その④ マウンテンサイクリング バトゥールトレイルってどんなツアー?
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「このツアーは、マウンテンバイクでキンタマーニからウブドまでの約25kmを走ります。」
とガイドさんからの説明。
にっ、、25km… ?
キンタマーニからウブドまで…??(車でも相当遠い…)
マラソンみたいに途中で無理になったら車でゴールまで行ける…??
マウンテンバイクにも乗ったことないし…
7:45頃、サヌールを出発して9:15頃キンタマーニに到着。
バトゥール山を目の前(雲ってます…)に、レストランでモーニングコーヒーまたはティー、ピサンゴレン(バナナの天ぷらにはちみつをかけて)で景色を楽しみます。
一息ついた後、いよいよサイクリングのスタートポイントまで車で移動。(約10分)
スタートポイントにて、マウンテンバイクとヘルメットを選び、自転車用手袋とミネラルウォーターをもらいます。
サドルの高さやギアを調節したりブレーキを確かめたりして準備。この手袋が重宝♪
どうしても荷物を持っていきたい方はリュックを用意しましょう。
かばんをハンドル等にかけるとタイヤと擦れて走れません。私はリュックを持って来なかったのでカメラのみマウンテンバイクのハンドルうにひっかけて走りました。(皆、荷物は車に置いておきました。)
動きやすい服装、スニーカー、スポーツシューズ等で参加です。
ランニングやTシャツ、ぴったりとした短いスパッツにスポーツシューズ、の方が多く、サングラスをしている人は見かけませんでした。1名ヘルメットにGOPROをつけた人がいました。
また、気になる方は日焼け止めを塗りましょう。
キンタマーニはとても涼しいですが、サイクリング中は半袖で十分です。
早速、ガイドさんと他に2名のお客様と私、合計4名が1チームとなり、10:00頃サイクリング、スタート!
スタート地点の海抜は、1,050m-1,100km。
ここからウブドのフィニッシュポイント海抜約320mまで下り坂中心のコースです。
なので、ほぼこがない。ブレーキを抑えながら、スイスイ下って行きました。
ですが、何か所かは、こぎますし、1か所心臓やぶりの坂があります。
まずはじめの景色は、みかん畑と豆畑。高原では野菜や果物の栽培が盛んです。
林の中はひんやりと冷たいくらい。
とても静かで緑の中を走っていくのがが気持ちいいです。自然とスピードが出ます。
民家がちらほら増えてきました。バリの家には必ず、サンガを置き神様を祀り毎日お祈りしていますが、ここタロ村は石造りのサンガの産地だそうで、たくさん目にしました。
道中では数え切れないほどバリヒンドゥー教の寺院を見ることが出来ますが、一番大きな寺院がこちら。まだまだガイドブックにも載っていないけれども歴史ある寺院がたくさんあることに気がつきました…
ガイドさんから寺院について説明を聞き小休憩した後、ここからライスフィールドへと景色がかわります。
小川のすぐ横や、一面の田んぼの中を走ります。
舗装されていない、細い道にもなります。
そんなのどかな田園風景が終わると、左はテガララン村、の看板と共に、唯一の心臓やぶりの坂(上り坂)が…。
はじめから上れないと諦め、ここでは自転車を降りて歩きました。
この日は早朝土砂降りの雨で、ツアーは催行されるのか?と思ってしまうほどでしたが、出発する頃には雨もやみ、
そのせいか?涼しくサイクリング。
私が汗をかいたのは、この心臓やぶりの坂と最後にホットコーヒーを飲んだ時の2回。
犬に吠えられたのも2回。。
この大通りからまた細い道に入り、次にバリの民家訪問です。
入口に貼ってある黒い看板には、KELIKI村、ニョマンさんの家、男が何名、女が何名住んでます、という表示。
伝統的なバリの民家のつくりで、お寺、バレ、お祭りごとをするスペース、等を見ることが出来ます。
ここまでくるとだいぶ標高も低くなり暑くなってきました。
そして、フィニッシュポイントに到着。無事完走。
休憩したくなったら、写真を撮りたくなったらいつでもストップしましょう。
ですが、一緒に参加した方が最初から最後まで1枚たりとも写真を撮らなかったこともあり、私たちのチームは一番早くゴール(笑) 約1時間45分で終わりました。平均約2時間とのことです。
ここから車に乗り、レストランに移動します。
最後はウブドでインドネシア料理のビュッフェランチ。
コーンスープ、ミーゴレン(焼きそば)、サテ(魚の串焼き)、チキンカレー、ブルグデル(ボテトコロッケ)、
ガドガド(温野菜サラダ)、テンペ、ポテトマヨネーズサラダ…
コーヒーと紅茶、ミネラルウォーター、デザートにバリのスイーツやフルーツもあります。
好きなものを好きなだけどうぞ。
始まる前は若干不安だったのに、あっという間の25kmでした。
みかん畑、田んぼに畑、ライステラスと小川…いくつもの村を通り過ぎ、民家、農家の人の畑仕事や稲作をする姿、
学校、たくさんのバリヒンドゥー教の寺院、たくさんのヤシの木、バナナの木、あひるの列、牛や鶏、すれ違う子供たちが声をかけてくれたり、ありのままのバリの姿を目の前で見ることが出来ます。
(様々な景色に出会ったのに快走してしまい、あまり写真が撮れませんでした…)
このコースに精通したガイドが見所を分かりやすく説明してくれ、参加者のペースに合わせて誘導してくれます。
田舎好き、農家好き、自転車好きの方だけでなく、バリを身近に感じることが出来る貴重な体験になるので誰でも楽しめます!
自転車に乗りながらも、風の音、木の匂いと村の空気等、車に乗っていては感じることの出来ない大自然を体感しました。
はじめてバリで自転車に乗りましたが、本当にすがすがしい達成感!
他にもコースがあれば挑戦してみたい!!っていうか探してみよう♪♪
スタッフが、サイクリングしているところを撮影してくれて、ランチを食べている時に販売に来るのですが、
(フレームにいれて1枚Rp 70,000、CDはRp 200,000)
その自分の顔があまりにも楽しそうで(一人で参加なのに)恥ずかしくも寂しくもなった次第です…
ソベック マウンテンサイクリング バトゥールトレイル
商品はこちら。
ウブドアユン川でのラフティングとサイクリングを1日で制覇する ” 鉄人ツアー ” というコースもあります。こちらもおススメ。
(料金、情報は2016年7月現在のものとなります。)