BY hisss · 2016年5月13日
インドネシア、ジャワ島・ジョグジャカルタにある世界最大級の仏教遺跡、世界遺産、ボロブドゥール。
約千年もの間、密林に埋もれていたボロブドゥールは、イギリス占領下の1814年に発見されました。
何の為に建てられたのか?何故滅びたのか?名前の由来さえ不明といわれ、また建造後、千年以上の長い間、歴史上から消え去っていたかなど、未だに多くの謎が残っています。
下部方形と上部円形からなる構造様式は、俗界から無の世界までの仏教の宇宙観を表しているといわれます。
また4層の長い回廊に施された宗教レリーフは、釈迦、菩薩など登場人物が1万人を超えるといわれ、ブッダの誕生、出家を決意する、菩提樹の下で悟りを開く等のシーンが描かれています。
神秘に包まれたボロブドゥールへの旅は幻想とロマンの世界。
ボロブドゥールは夜明けに最も神秘的な姿を現す、と言われています。
日中の暑さを避け早朝に訪れてみてはいかがでしょうか。
最上部の巨大ストゥーパから眼下に広がる大パノラマをお楽しみ下さい。