BY hisss · 2022年12月9日
インドネシアジャワ島のジョグジャカルタにある世界遺産であるヒンドゥー教寺院のプランバナン寺院遺跡群。(別名:ロロ・ジョングラン寺院)
およそ5km四方にわたっていくつもの遺跡が残る巨大な寺院郡で、その中心部がシヴァ神殿があるロロ・ジョングラン寺院。9-10世紀にインドネシアのジャワ島に君臨したサンジャヤ王朝によって建てられたと推定されているが、確証はない。
中央に位置する内苑(110m X 110m)は、大小合わせて16棟。3等の主堂は全て東に向って立ち、シバ神像が奉られているシバ神殿は高さ47m。北隣にウィシュヌ神殿、南隣にブラフマ神殿が配置され、建築様式はジャワ建築の傑作とされている。当時、この地を治めていた支配者が神々のそばで眠る為の霊廟として用いられたという説もある。シバ神殿の廻廊にはインドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」のレリーフが飾られ、見事な彫刻として描かれている。
その天にも燃え盛るような炎の形にも見える、シバ神殿の姿は圧巻。
一般的なツアーでは、プランバナン寺院のみの見学だが、この観光公園内、実は他にも寺院がある。しかし、照り付ける太陽の下園内を散策するのは大変。。。そこで是非利用したいのが公園内を走るミニ列車。乗り物に乗りながら、ルンブン、ブブラ、セウ寺院を眺めながらぐるりと一周。風は気持ちよく、山羊がいたりして、童心に帰ってしまうかも。
(ミニ列車は予告なく運航しない場合がございます。)