BY ミーモ · 2017年1月8日
前回のバリスクープでは、「ウタマスパイス」のプロダクトを紹介しましたが、今回はウタマスパイスのヘッドオフィスで行なわれているワークショップをご紹介します!
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調査依頼その㉓ ナチュラルコスメ作りに挑戦してみたい!
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ワークショップは、ウブドのプンゴセカンにあるヘッドオフィスで行なわれます。
↓こちらがヘッドオフィス。この敷地内の一番奥にウタマスパイスの建物があります。
↓こちらがワークショップが行なわれる場所です。2階の風通しの良いテラスで行なわれます。最多10名まで予約可能です。
ワークショップで作るのは基本はジャムゥ(インドネシアの漢方薬)なのですが、スペシャルリクエストでリップバームやパフューム(練り香水)などを作ることもできます。ワークショップの所要時間はだいたい1.5〜2時間。プロダクトの精通したスタッフの方が英語で説明してくれます。
パフューム(練り香水)を作るにあたって、ベースが必要ですが、こちらは既に準備されていました。材料はビーワックス、VCO(バージンココナッツオイル)、バニラだそうです。こちらを練り香水の入れ物の大きさに合わせて14gに分けられたものがこちら↓
このベースを湯煎して溶かしていきます。なんだかお菓子作りみたいですね♪
溶かしている間にアロマオイルを準備します。シリンダーに何滴か数えながら混ぜていきます。
パフュームの場合は14gのベースに対して10ドロップのアロマオイルを入れるそうです。基本は好きな香りを選ぶのですが、ちょっとコツがあって、香りのノートのバランスを考えて配合した方がいいとのこと。でも、ノートって一体なんだろう??ですよね。
ノートとは香りの揮発速度のこと。この速度は3種類あって、一番速いものがトップノート、中間がミドルノート、遅いものがベースノートというそうです。揮発が一番速い香りは、アロマオイルを混ぜて香りを嗅いだ時に一番先に感じる香りになります。揮発が速い分、香りの持続時間は短くなります。逆に揮発の速度の遅いものは香りも長持ちで、6時間は持続するとか。ブレンドした香りを安定させる効果もあります。
私のアロマチョイスは4種類
ベースノート:パチェリ
ミドルノート:ローズマリー、ラベンダー
トップノート:レモングラス
最初はローズマリーは入れてなかったのですが、バランス的にミドルノートを足した方がいいとアドバイスを受けて追加しました。嗅ぐと最初にレモングラスの爽やかな香りがしてその次に甘いフラワー系の香りが来て、とても私好みになりました♡
さて、香りを準備したら、早速溶けたベースを容器に移します。熱々なので要注意です。
次に調合したアロマオイルをベースと混ぜます。
温度が下がるにつれて固まっていきます。固まったら出来上がり♪
それにしてもアロマオイルは奥が深いですね〜。アロマオイルのうんちくを聞いている時が一番わくわくして面白かったです。オーナーのリアさんはしきりに「パチュリのオイルがすごくいいのよ〜、火傷やにきび跡にも効果があるし、ウィルスの付着なども防いでくれるのよ」とパチュリのアロマオイルを褒めていました。ちょっと興味を持ったので、ネットでパチュリの効能について調べてみたら、なんと食べ過ぎを防止する食欲抑制効果も!ダイエットにもいいなんて、これは即買いですね!(笑)
Utama Spice Work Shop(ウタマスパイス ワークショップ)
Jl. Kaja Kauh No.8, Pengosekan, Ubud
Open : 09:00 ~ 16: 00(月〜金)
Tel:0361-975051
* 要予約(1日前まで)
* 料金:Rp.275,000/Pax〜(ワークショップの内容によって異なりますのでご確認ください)
* 所要時間は1.5〜2時間ほどです。最多10名様まで可能。
* ワークショップでの説明は英語となります。
上記の情報は2016年12月25日現在のものです。