BY hisss · 2018年8月22日
例えば、フォーシーズンのブログを書く時。会社中にあるありとあらゆるフォーシーズンの写真と自分で撮って来た数百枚の写真、全部見ておさらいして一番載せたい写真を選ぶのですが、写真1枚1枚を見ながら感動してしまった。やっぱり素晴らしいホテルだなと。今回はタマンワンティランのディナーについてのブログなのですが、月並みな言い方だけど、どこを見てもまるで絵葉書のような本物のリゾート、を見せたくて見せずにはいられなくて、本題に入る前にまずはその「絵葉書なフォーシーズンジンバラン」を少しだけご紹介。
ロビー。いつ来てもピカピカ。独断と偏見で選ぶ、バリ島で一番ロビーがピカピカなホテルであります。
そして夕暮れ時はこんなに切ない。
リゾート全体も素晴らしいけれど椅子にクッション、扉も木々も小さな取り皿もスプーンもよく眺めると1つ1つ全部本当に素敵だなと思う。
…ときりがないのでこの辺で…さて。
タマンワンティランレストランは、朝食をお出しするレストランでもあります。朝はこんな感じで溢れる光で一杯。
このタマンワンティランが、改装を終えて夜はディナービュッフェをはじめました。
ロビーから正面の海を見つつこの階段を下りて行くとタマンワンティランがあります。
タマンワンティランは砂浜からは少し上がったところにあるので、ジンバラン湾が見渡せ、穏やかなさざ波、空港に着いたり飛んで行く飛行機の灯り、イカンバカールからの煙や遠くはチャングーの方?キラキラ光るバリの街、ここから見える景色はそれはそれは格別なものなのでした。水色だった空が少しずつ紺色へと変わり街の灯りと星が輝きだす、その様子をずっと見ていることが出来る、タマンワンティラン。ディナータイムは、18:00PMオープンですが、少しだけ早めに到着して是非1日の終わり、トワイライトタイムを過ごしてみて下さい。
空の下は気持ちが良い。ラウンジエリア。ここに座って海を眺めて下さい。
それでは早速ビュッフェメニューをご紹介。
とにかく種類が多いのではじめにまとめておくと…
●パスタコーナー、カスタマイズ。
●ローストビーフ、チキン。
●ローストの野菜。
●インドネシア料理のコーナー。
●鉄板焼き、肉、シーフード、野菜。
●ヌードルコーナー、カスタマイズ。
●インドカレー、ナン、ケバブ。
●サラダコーナー、13種類のドレッシング、ジャーに詰めて。
●生ものコーナー、お寿司、お刺身、はたまた海鮮丼にも…お好きなスタイルで。
●デザートコーナーは別棟にて。その日のスイーツ、ケーキ、フルーツ、焼きたてクレープ。
(覚えられない程たくさんあるので↑多分漏れあり。)
一番の特徴は、各コーナーに、たくさんの種類のソースがあり、何通りにも味わうことが出来る。そしてビュッフェではあるけれどもほとんどがお好みの具、味で調理してくれるスタイル!。
カスタムパスタコーナー。この種類の多さにテンションあがってどれを頼んだらいいのか分からなくなりました。
ニョッキにアスパラガス、マッシュルーム、等々をホワイトソースで作ってもらいました。お、、美味しい。
根菜のロースト、マッシュルームのソテー。と各料理の前にちゃんとメニュー名が書いてあるのがとても分かりやすくて親切。
ちょっと写真を撮り忘れたのですがインドネシア料理は勿論豊富に。プレチンカンクン空芯菜、ナシメラ赤いご飯、クリスピーテンペ、エッグプラントバラド…サンバルを添えてお試し下さい。
すごく色んな種類のソースが用意されていて迷うこと間違いなし。。
お好きな麺、具を選んでその場で調理。薬味の種類もすごいです。
トムヤムとラクサが人気、とのことだったのでもやしや青梗菜等野菜をもりもりに、と海老、イカ、蟹を入れてラクサを注文。最後にパクチーをのせて。美味し♡
そして物凄い評判が高いというインドカレー。インドには行ったことはありませんが、本場の味がしました。そういえば何度もインド人シェフにすれ違った気がします。どれだけお腹が一杯になったとしても必ずインドコーナーのカレーはいただきましょう。
また謎の窯にくっつけて焼いているナン、ガーリックチーズナンは焼きたてを席まで持って来てくれました。その謎の窯には剣のように長い串刺しのケバブ!
そのままお刺身でもよし、お寿司にしてもよし、ご飯にのせて海鮮丼もいいね。
…とたくさんありすぎて、、プレッシャーに弱いタイプなので全然色々試せなかったのが悔やまれますが、選んだもの、全~~~部美味しかったので満足。そして別棟にあるスイーツの間へ。。。
ここはまるでフランスかどこかのお城の貴族のお部屋(行ったことはありませんが)のようではありませんか?お姫様はガラスの蓋をあけてセバスチャンが用意したマカロンをおやつにするのです・・・・・
ほとんどのスイーツを試す、よくばり人間、、完食。。
…と盛りだくさんのビュッフェはいかがでしたでしょうか?
このタマンワンティランからは、水色の水平線に穏やかなさざ波が立ち、まるで水彩画を見ているような風景が見えます。でも私が本当に好きなのは、口コミや広告の量なんかにはまどわされず、本業のホテルサービスを磨き上げることが評判につながる、というフォーシーズンの姿勢が好き。うん、確かにいいホテルって宣伝しない。見ているだけでもワクワクするお料理、きつね色に焼かれた野菜、しゃきっとしたサラダ、じっくり焼かれたお肉に時間をかけて完成したカレー…全部が美味しそうで、なおかつ種類豊富な味やソース、お料理の前に書いてあるメニューも親切、全部がさりげなく最高なのはそれが普通のことなのだからですね。テーブルの上にもトイレにもシェフの一言にも小さなやさしさの積み重ねを感じるし、そういう思いがこのホテルの隅から隅までを品で溢れさせ、どこにいても心を穏やかにしてくれる…だから楽しいディナーだった、と記憶に残るのだなぁ。。
タマンワンティラン ディナー
18:00pm-22:00pm
(2018年8月現在の情報となります。)