BY hisss · 2020年6月4日
シンプルながらもまるで空気もデザインしてしまったかのようなホテルのロビー。
ウエルカムドリンク。冷たいおしぼりに、リフレッシュスプレー、暑いので顔や身体に吹きかける用。初めてシュッとやってみましたが気持ちいいですね、スプレー。
しかしながら、チェックインの手続きをしていても気になって仕方ない目の前のこの風景。夢じゃないんだ。
今回は、ずっとずっと憧れていたアリラ ヴィラズ ウルワツでの宿泊をご紹介したいと思います。私にとっては夢見た日が現実にやって来た、そんな感じ。。。何故なら??アリラの色、デザイン、家具、レストラン、プール、スパ、アメニティ、アクティビティ、スタッフのユニフォームまでどれもこれもがたまらない。アリラでしか見られない誰にも真似出来ない際立つスタイルに心酔…一本筋が通った揺るぎないもの好きということかも。(笑)
さて、アリラ ヴィラズ ウルワツのトレードマークはこの、カバナ。
ずっと水色の空が見えるよう、インド洋の風が吹き込むよう、その土地を肌で感じられるように、、、ホテルでの時間を心地の良い空間で過ごせるように設置されているのです。
それでは、はじめに部屋から、1ベッドルームヴィラをご紹介。ロビーから部屋までバギーで移動。
全部で69棟のホテルだけど驚く程に静寂で、平和で穏やかな空気に包まれてる…
改めてシンプルであることの良さを感じるね。自信に満ち溢れているとも感じる。
ベッドの反対側には、大きなソファ、その向こうにプール。
とても広いのでプールを見ながら…TVを見ながら…本を読んだり、寛ぐには最高…3人で利用する場合、この広々としたデイベッドをベッドとしてセッティングします。
解放感たっぷりのヴィラ、今度はプール側のカバナから部屋を見てみるとこんな感じ。
プールサイドのテーブルと椅子。
こんな素敵な部屋のどこでどう過ごそう?! 時間配分を考えなきゃと焦るほど。
同じことを何度も書いて悪いのですが、私の独断と偏見で選ぶNo.1ホテルアメニティは、このアリラリビング。こちらは女性用のアメニティで、シャンプー、コンディショナー、ボディジェル、ローション、リップバーム、石鹸、歯ブラシ。本物の天然成分というのは体が喜ぶのは勿論、その香りが滞在をより一層贅沢な気持ちにしてくれます。脳が呼び覚まされる感じ。
ウエルカムフルーツ、スナック。到着してこんなに粋にセッティングしてくれていたら感激するね。
デスク。設置されているタブレットを使ってホテル情報、レストランやルームサービスのメニュー等確認出来ます。
そして、カップ。白もいいけど黒もいいね。すみません、コロコロ変わります…
蚊取り線香、電気蚊取り、懐中電灯等。
セーフティボックス、ビーチバック、バスローブ、スリッパ、、快適に滞在出来るものは勿論揃っています。また、ホテルの基本サービス=アリラ・ホスピタリティは、リゾート内での無料Wifi、モーニングヨガへの参加、ジムの利用、お部屋のアメニティもサンブロックや様々な種類が揃えられていて嬉しい限り。コンテンポラリーなインテリアに天然木材や水、石、ラタン等バリらしさがアクセントになった素敵なヴィラでしょう。
朝食は、レストラン “ザ・ワルン”にて。解放感一杯の潮風が心地いい、海を見渡すレストラン。アラカルトメニューからお好きな物をお好きなだけオーダーしましょう。朝食の後は、ランチやディナーでインドネシア料理やバリ料理が楽しめます。
チョコレートパンケーキ。チョコレート好き用のダブルチョコレートで!
そのザ・ワルンからも見えるのがもう一つのレストラン、チレ(CIRE)。こちらもとてもスタイリッシュなレストラン。ランチやディナーに是非。
しかし本当にいい天気。なんてラッキーなの。。。
青い空、青い海、青いプール…他に何が必要? 何も要らないね。やっぱりプールがこのホテルで一番印象に残ってる。
プールサイドのカバナ、すみません、、こんなに広いのだけど使わせて頂きます…タオルを持って来てくれました。
一度入ったら出れなくなるかもしれません…うとうと寝てしまうでしょう…
アリラオリジナルの製品がずらりと並んでいます。本気で全部欲しい!アリラリビングは正真正銘100%のナチュラルプロダクト。巷ではナチュラルとうたいつつも、保存料をつかっているものもあるようですが、賞味期限もあるくらい、ボディソープも男性用、女性用、と分かれていたり、こだわりの天然素材で作られた肌に優しい目の覚めるような香りのプロダクト。
スパルーム一例。
このラグジュアリーなスパヴィラでは、技術を磨いてきたセラピストがアジア伝統の癒しの技術と新鮮でナチュラルな素材を使用した美容の為のレシピを使い、癒しの世界へと導いてくれます。その他にもカバナで行うエアリアルヨガや、プールでのスタンドアップパドルヨガ等、の面白いメニューもあり。
ウルワツの方って大通りは変わりないけど、海側崖側に向かって一本入っていくと南部のクタやサヌール、ヌサドゥアとは気候が違う、緑々の熱帯雨林ではなく白樺のような!?…乾いた土地にここだけで目にする木々…アリラヴィラズウルワツ(ウルワツ以外もアリラ全般ですが)は環境維持デザインの原則を元に考えられたものということでした。地元産の材料を使う事、雨水を使った水資源の保護や、下水処理システム、バリのサバンナの生態系植物を植える事、リサイクル素材もしくは持続可能な原料の素材を使用する事、自然環境を保護する事、この根本がこのリゾートの空気を成していたのでした。到着した瞬間からその革新的なアリラスタイルの空間に足を踏み入れればまるで別世界に来たかのように錯覚するでしょう。内から外へ切れ目なく見事にこの土地に溶け込んだデザイン、インド洋、崖、青、空…そこに見えるものをより一層ドラマチックに見せる力。そして美しいユニフォームを身にまとったスタッフのエレガントな振る舞いは、夢のような旅時間を過ごさせてくれたのです。日々この素晴らしいホテルを目にして働いていたら自然と誇りと自信がついてくるのでしょう。いつもホテルに到着する時はどんなホテルなのだろうと不安にもなるのですが、到着した時に担当してくれた女性スタッフ、マデさんが、それを消し去ってくれ、チェックアウトしてホテルを去る時に担当してくれた女性スタッフ、アユさんに見送ってもらった時は後ろ髪をひかれる思いでした。
カバナでのんびり休憩時間、バギーで斜面を登って行く時のワクワクするような気持ち、吸い込まれそうなプールの淵まで行って海と空の写真を撮ったけ。どこにいても洗練を感じ、ここにいることに満たされる…色んな場面が記憶にあるけどあの日を思えば一番初めに浮かんでくるのはどこまでも続く水平線…海。真っ青だった。
私は未だにあの景色に呼び戻されている。
夢を見ていたのかなと思わせてくれるホテルこそが、私にとっての最高のホテルなんだなぁと気がつかせてくれたアリラヴィラズウルワツでした。
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