BY hisss · 2019年3月26日
バリ島には1年に1度、バリの暦で新年にあたる “ニュピ” という日があり、この日はバリヒンドゥー教徒が断食と瞑想に専念する精神修行の日、となります。
ニュピの1日は、外出禁止、電気や火の使用禁止、娯楽など静粛を妨げる行為を行わないこと、飛行機の離発着も禁止となります。なので、ホテルに滞在している場合はホテル内で過ごすことになります。とはいえ、ホテル内ではニュピの夜に照明が落とされたり施設の営業時間が変更になったり閉まったりする位で特に制限されることもなく不自由も感じることはないでしょう。
さて、私のザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリで過ごしたニュピの3日間をご紹介します。
少しアヤナについての説明も書かせて頂きたいと思います。
ジンバランにある90ヘクタールの広大な敷地の中には、
・ザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリ、
・アヤナ リゾート アンド スパ、
・リンバ ジンバラン バイ アヤナ、
の3つのホテルがあります。
各ホテルのお客様は3つのホテルの施設を自由に利用することが出来る、一大リゾート。
(オーシャンビーチプール、リンバ上層プールは12才以上のお客様用となります。)
ロックの上の絶景バーではギリシャ料理も楽しめるように。桟橋にセッティングされた特別なディナーを提供するシーフードがメイン、波音はすぐここまで!のキシック、大人のためのマティーニバー、健康的なスパカフェ、リンバの森を見渡すメキシカンが楽しめるユニーク、そして遂に登場したゴンドラで降り立つ、白砂輝くクブビーチクラブ。と紹介しきれないくらい、そして全部行きたくなるでしょう?バラエティ豊かな19のレストラン。12種類のプールに緑の芝生が清々しいパターゴルフ、インドネシア料理を頂きながらのバリニーズダンスショーの鑑賞が出来るカンポンバリ…と、アヤナに泊まる!と決まった時からどこでどう過ごそうか考えるのが楽しみになるのです。アヤナとリンバを行き来する木のカワイイシャトルバスに乗ってみると、車で移動しているというよりも風を受けながら、すぐそこに見える代わる代わるの景色にテーマ―パークの中にいるような感覚にもなるのです。ニュピに滞在される場合は、どのホテルも各施設の営業時間が変更になりますので確認しておきましょう。
アヤナでは、オゴオゴパレードや星空観賞会等のニュピプログラムも用意されていました。今年は昼からジンバラン付近が渋滞していて辿り着くまで一苦労でした。ちなみに、ニュピは個人の携帯電話やホテルによってもネットが使えなくなる場合がありますが、今年のザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリではインターネット普通に利用可能でした。同じくテレビも見れなくなりますが一部見れるチャンネルがありましたが、3/7はアヤナのTVチャンネルにてニュピの映画プログラムが流れたのですが、これが、、、ミッションインポッシブルからの~ボヘミアンラプソディー、スター誕生~というナイスプログラム!!感動!!
それでは、今回の本題、ザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリの1ベッドルームオーシャンビュープールヴィラについてご紹介していきます。
両サイドの池に浮かぶような…ザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリのロビーにてチェックイン。
到着時、リゾートグルグル、とリゾートマップの2つの冊子をもらいます。この一大リゾートを分かりやすく、どこに何があってレストランの特徴やおすすめは何?を掴むことが出来るように紹介されていてこれがとても便利!日本語版もあります。
バギーに乗ってヴィラへ。
まずは入口から。ゆっくり行きましょう。(笑)
リビング。大きなソファーの後ろにはテーブル。
ガーデン、ガゼボ、が見えます。快適過ぎて外に出たくなくなります。人をダメにするリビング、とでも名付けましょうか。
エスプレッソマシーン、コーヒー紅茶等々。
ベッドルーム。リビングと同じ広さ、だと思う。チェックインしてお部屋に入ってぴしっと整えられたベッドを見るのは本当に気持ちを良くしてくれますね。
この枕の前にある布の封筒の形のもの…中身を開けなかった…何が入っていたんだろう…気になる…
ヴィラらしい天井。
窓側から見るとこんな感じ。
ベッドルームのテレビ付近。とてもゆったりしていてテレビも見やすい。
エキストラベッドもゆったりと。
バスルーム。リビングと同じ広さ?位ありそうに広い。
フラワーバスのセッティング。
左右2か所の洗面台。2つ離れてるというのが使いやすい。
アメニティ。髪の毛を結わけるゴムが入っていたのには感動。生まれてからこれまで一体何百個なくしてきたことかと思う…
シャワーエリア、広々。椅子もあります。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、石鹸、ボディローションはアロマテラピーアソシエイツです。このコンディショナーぐんぐん髪に浸透してサラサラになります。香りも抜群。これ、市販されてるのかなぁ…
その他お部屋で寛げる快適に過ごせるスリッパ、滞在中何度乗ったかの体重計(チェックアウト時1キロ増)やセイフティボックス、等々。
ヴィラは2015。こんな景色をずっと見ていられる。本当に静かで、朝は鳥の声、昼からは風の匂い、水の音、たまに通り過ぎる飛行機のかすかな音だけが聞こえる、時がとまったような場所。
庭側から見ると私のヴィラ(今だけは!)はこんな感じなんですよ!
ちなみにアウトドアのシャワーもあります。
リビングもベッドルームもバスルームもプールもガゼボも過ごしやすさ完璧。
とお部屋の紹介が終わったところで…次は朝食。ザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリ宿泊の場合は、ダヴァまたはアヤナのパディまたはリンバのトゥゲにて朝食を利用することが出来ます。ということは毎朝違った出会いがあるのですね。1日目はダヴァで朝食。
とてもエレガントなダヴァでは夜はステーキやシーフード等が楽しめます。
ダヴァの朝食はアラカルト。メニューから好きなものをオーダーしましょう。
こんなかわいいコーンフレークを見たことがない!かけるのは、ミルク、低脂肪ミルク、豆乳、スキムミルク、ヨーグルトから選べます。
サーモンのエッグベネディクト。ポーチドエッグと共に添えられるのは、アボガド、グリーンサラダ、トリュフオランデーズ、キャビア、サワードゥ。
ダヴァブレックファスト。卵、ソーセージ、マッシュルーム、ベーコン、サラダ、スイートポテト、グレモラータトマトのグリル、オランデーズ、サワードゥ。
スイーツからは絶対頼んでしまうワッフル。ちょっとこちらのワッフルが今までのNo.1かもです。添えられているのが、塩キャラメルのポップコーン、ダークチョコレートクリーム、チョコレートアイスの全てが超美味!。チョコレート好きにはたまりません!
パンケーキは、コンポート、グラノーラ、ミント、ベリーのソルベ。上品なパンケーキ。。。
そしてすみませんが、日本食。鮭、卵焼き、味噌汁、煮物、納豆、ごはん、漬物、最強、完璧。
…とこれを書きながら、つくづくなんで私は鶏のレバーと鴨肉入り中華まんを頼まなかったのか…と人生を悔いているところです…
清々しい朝の風が吹き抜ける、ゆったりとした席の配置なので心から落ち着ける空間で周りが気にならず、料理に向き合い味合うダヴァでのとても贅沢な朝食時間でした。
さて、翌日はアヤナリゾートのパディでの朝食にしてみました。
昨日は昨日で好きなものを好きなだけ、、、お皿をもってうろうろしなくていい、ダヴァでのラグジュアリーなアラカルトの朝食に大満足していながら、パディのビュッフェ朝食に来てとーても落ち着いてしまった。。。並んでいる料理をこの目で見て好きなものを選んで好きな分量だけ持って来て…の気軽さ。。。
てんこ盛りの南国フルーツ、山盛りの野菜、フレッシュジュース、ヨーグルト、シリアル、チーズ…健康的食生活。。。
ショーケースの中には木のトレイに並べられたかわいいデニッシュやマフィンや…数えきれない種類のパンが並べられていました。色がたまらなくかわいいドーナツ!
ヌードルコーナー、パスタコーナーではお好きな具やソースでカスタム麺を作ってもらいましょう。
べジタリアンのコーナーもあり!カレーやナンも楽しめる!
私は日本食コーナーにカレーがあったのとカスタムパスタコーナーがあったのと北京ダックに感動(笑)。
ジェラートコーナーはきっとお子様が喜びます。ココナッツの殻を割って飲む新鮮ココナッツウォーターも人気のようでした。
…と、とても食べたいものが全部食べきれない程の種類。それが毎朝の楽しみになります。
さて、お食事の後はプール。数ある施設の中で私が好きなポイントは…アヤナからのリバープールでのお願い事。
リバープールはヴィラエリアにひっそりと佇むトロピカルなガーデンの中に湧き出る泉のようなプール。
ここでは、9:00-17:00の間、携帯電話、タブレット、カメラ、電子機器の使用は出来ません。快適に、そしてこの場所での瞬間を心からリラックスして過ごして欲しいから。(9:00以前17:00以降は利用可能です。私も早めに起きて写真を撮ってきました。)
アヤナは約束するのです。リバープールでの一時は、携帯、電話、写真、SNSのないあなただけの時間が静寂で快適に過ごせる世界であることを。
さて、リゾートには12か所のプールがありますが、ちなみにアヤナリゾートのメインのプール“インフィニティエッジプール”はこんな感じ。
アヤナリゾートのお子様用プール。2つのスライダー有。
リンバのプール。
そして実はニュピは曇り雨とまさかのお天気になってしまったのですが、それでもホテル=プールな私はプールへ。。。そんなちょい寒時に極楽の温水プールがあるのです。
リバープールの温水エリア。
アヤナリゾートの温水エリア。
リンバのプールにも温水エリアあります。3か所入りましたが、どこも出れなくなってしまうほどのお湯加減、いえ、心地よさ!!様々なプールがありますがそれぞれ見えるものが違うので是非色々とお試し下さい。
朝起きてヴィラの扉をあけると…ウォーキングシューズで颯爽と歩いていく方が…素晴らしい過ごし方ですね!私も今後旅行に行く際は必ずスポーツが出来る靴を持参しよう!と思いました。アクティブウェアも買わなきゃ(笑)
というのも本当にどこまでもどこまでも美しい道が続くのです。。リゾートマップを読んで分かったのですが所々で見られる珍しい木はソーセージツリーというのだそうで…↓
日中花びらを広げ夕方には閉じてしまう紫色の花、とか。南国の木々に大好きな椰子の木を見ながら身体を動かすのはとても気持ちいいもの。
ロックバーの入り口付近では雲がなければアグン山からバトゥール山、バトゥカル山まで一続きに見えます。是非見てみて下さいね。↓この辺りに立って…
もっと遠くに見えたのはジャワ島かな?
…と端から端まで歩いて見たくなるほど…いやなんで歩かなかったんだろう…
是非リゾートマップを片手に散策してみて下さいね。
最後に。。。一番書きたかったこと。ヴィラには”バトラーサービス”という特典がつきます。(バトラーという言葉は使わず、今回担当して下さったスアルタさんと呼びます。)チェックイン時に渡された携帯電話でいつでもどこでも連絡することが可能。(8:00-23:00) 滞在中のサポートをしてくれます。例えば、ちょっとリンバのプールに行ってみたい。とか。このお部屋にあるバックはどこで買えますか?買ってきてもらえますか?等…あまりこのようなサービスに慣れてないし、お願い下手だし、何より歩きたくなる美しいガーデン…なので私が依頼したことはバギーでの移動が主でしたが、しゃきっとした姿でお迎え、笑顔で送り届け見届ける…気遣い。いくつかの挨拶とほんの数分を過ごしただけなのに今回担当していただいたスアルタさんに会う度にここでの滞在の快適さが深まっていくのでした。
ニュピからもうだいぶたってしまいました。寝ていないのにまるで夢を見ているような感覚は鮮明です。
ベッドのシーツの真っ白さ。ヴィラの壁オレンジと茶色の中間のような色。ゆらゆら揺れるプールの水色。パターゴルフの芝生の緑。フラワーバスの黄色と赤。リバープールの天然石。全て目に焼き付いた色鮮やかさ。
チェックアウトして、車が走り出した時。後ろ髪をひかれる思い、寂しい旅の終わり。こんなに幸せを感じられたのはスアルタさんのおかげと言っても過言ではないかも。ヴィラとダヴァ、ザ・ヴィラズのスタッフの方々は一体となっていて、素晴らしいサービスだったと心からリスペクトします。今でこそバリのヴィラはそれこそ星の数程あるものの…積み重ねられた経験と年月に、ザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリの揺るぎなさを強く感じた3日間でした。多分私は夢の中にいたんですね。。そこにいるだけで安らげる、だから永遠なのです。
ザ・ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリ
Jl. Karang Mas Sejahtera
Jimbaran, Bali 80364, Indonesia
・記載の内容は2019年3月現在の情報です。