BY ミーモ · 2019年4月15日
クタの南に位置するトゥバン地区に2018年12月オープンした「ワナク」レストラン。とても目を引く堂々とした門構えで、前を通る度に気になってはいたのですが、ようやく行くことができました!
クディリ通りに面している入り口は、間口の広いバンブーの門がで〜んとあり、ホテルと見間違うほど!これだけで期待度が膨らんでしまいます。笑
こちらではバレットパーキングのサービスもしてくれます。
バレットパーキングのカウンターの横にはなんと「ジャラックバリ」という鳥がいて、お出迎えしてくれます!
この鳥は一時期は絶滅が危惧され自然保護動物に指定もされている希少な鳥。その美しい姿からバリ絵画にもよく登場しています。
「中は広くて内装にすごくこだわってるよ〜」と友達から聞いてはいたものの、やっぱり中に入ってビックリ!敷地の総面積はは550アール!トゥバンという地区は空港に隣接していることもありごちゃごちゃしている印象なのですが、ここはそんなトゥバンの貴重なオアシス!といった印象です!シンガポールのガーデンズバイザベイを彷彿させるような竹のオブジェ?がニョキニョキ立ってます。笑
ガゼボに囲まれたワナティルタというエリアはメインステージにもなり、土日の夜にはライブミュージックも催されます。
レストラン内には人工の滝も流れていていい感じ?
滝の水はこれまた人工の小川に流れ・・・・水は涼の演出にもぴったり、そしてその音は癒しにもなりますよね〜? ちなみにレストランの名前であるWANAとはバリ語で「森」という意味なんだそうです。
浅い池に足を入れ、涼をとりながら座るテーブル席は常夏のバリならでは。子供たちも喜びそうですね。
10棟あるガゼボはこのように円卓になっています。
2階建てのガゼボの2階「ワナニルワナ」はVIP席。
入り口から一番近いバースペース「ワナプリ」。
同じワナプリのスペースには鳥かごチックなテーブル席も。
食事のみのゲストにはあまり関係ないですが、ミーティングルーム「ワナグリヤ」も用意されています(エアコン付き)。
こちらはメイクアップルーム。ウェディングパーティーなど各種パーティーのお支度部屋として利用できるそう。
料理のコンセプトは「インドアジアンキュイジーヌ」。インド料理ではなく、インドネシア料理を主体にしたアジア料理を提供しています。
料理の名前はインドネシア語で記載されていますが、メニューはほとんど写真付きで英語で簡単に料理の説明がされているのですごくわかりやすいです。
↓メニューはこんな感じ
こんなのもありました。インドネシア料理は濃い味付けが多いのでビールのおつまみにも最高なんです?
ワナクのシグニチャーメニュー「ウォク イカン」Rp.148,000。
スラウェシ島の郷土料理で大きな魚1匹をいろいろなスパイスや香味野菜で煮込んでいます。器も凝っていますよね〜。見た目よりもあっさりしていてご飯にも合いそう!
「サラダ ジェルンガ」Rp.48,000。若いマンゴとポメロ(熱帯地方の甘夏)のフルーツサラダ。甘酸っぱいタイソースがたっぷりかかっています。
「デンデン ワナク」Rp.98,000。デンデンとは例えるならインドネシア版ビーフジャーキー。薄くスライスして揚げたものにパンチの効いたチリソースが絡まっています。ビールが飲みたくなるぅぅぅぅ。笑
夏野菜の代表であるナスを使ったシンプルな野菜料理「テロン バラド ワナク」Rp.45,000。薄くスライスして焼き揚げたナスの上にバラドソースがかかっています。辛くないので誰でも食べやすそうです。
そしてご飯!
ご飯なんて・・・と思う方もいるかとは思いますが、ぜひ試していただきたいです。ハイナンライスみたいにほんわりと味が付いていて美味しいんですよ〜!右から「ナシクニン」「ナシクチョンブラン」「ナシヒジョー」各Rp,20,000。ナシクニンは黄色いご飯という意味で一番知られていると思いますが、ターメリックライスです。ナシクチョンブランは私も初めて食べたのですが、ボンコットというピンク色の花の咲く香味植物を使ったご飯。癖があるので好き嫌いはあるかとは思いますが、私はハマりました。これが一番好き? ナシヒジョーは、パンダンという葉っぱで緑に染めたご飯。パンダンはお菓子にもよく使われる葉っぱで有名です。
デザート系も紹介。
一番おすすめは「エス マラク」Rp.30,000。アボカドのひんやりデザートは、まだ少し原型を残したアボカドにジャックフルーツやコンデンスミルク、ココナッツミルクを混ぜています。上にトッピングされているのはココナッツの果肉です。
「エス ニルワナ トラディショナル」Rp.42,000。かき氷の上に南国フルーツやナタデココなどがたっぷり乗ったひんやりデザートで口の中もさっぱり!見た目もカラフルで可愛いですよね。
こちらはジュース「ボンコット ブロッサム」Rp.45,000。ボンコットは先ほどご飯の時にもお話しした香味植物。その花を使ったジュースです。ライチやレモン果汁なども加わり、さっぱりとしてて美味しいです。
最後は「アネカ ジャジャン パサール」Rp.45,000。市場で売られているお菓子という名前ですが、こちらでちゃんと手作りされています。笑。米粉やヤシ砂糖、ココナッツをベースにしたバリ伝統のお菓子は毎日種類が変わるそうです。
日本から短期間で来る大抵の友達は「インドネシア料理が食べてみたい!」というコが多いのですが、そういう時にも一押しできるレストランかも。衛生面がちゃんとしているのはもちろん、料理の味も盛り付けもステキ。そして何よりこの雰囲気!バンブーをふんだんに使った洗練されたナチュラルさで南国ムードもたっぷりです?? ぜひお試しを!
ワナク(WANAKU)
Jl. Kediri No.45A, Tuban, South Kuta
Tel : 0361-4755-100
Open : 11:00~24:00 (Sunday 09:00~24:00)
* こちらの情報は2019年4月現在のものです。予告なく変更になる場合もございます。
* 上記料金は税金+サービス料が15.5%加算されます。