BY hisss · 2016年9月6日
ラジャアンパット= The Four Kings
インドネシア語で “4人の王“ の意を持つラジャアンパット。
太平洋とインド洋の交わるこの地には、無数の生命が溢れる奇跡の海が広がります。
一般的な行き方は空路、西パプア州ソロン空港へ降り立ち、ソロンの港から船で航海へと出発します。
数世紀の昔、ハルマヘラ海の西方、現在のモルッカ諸島の君主が、4人の男にこの地域の統治権を与えたといわれ、
現在、ラジャ・アンパットで最も大きい四つの島、スラワティ島、バタンタ島、ワイゲオ島、ミッソール島が、
そのときの王の象徴となりました。
世界一を誇る海洋生物の多様性から「奇跡の海」と称されるラジャアンパットの海には世界中にある珊瑚種の約70%が生息しているといわれ、1200種類の魚と550種類の珊瑚をはじめとした貴重な自然が手付かずの状態で残されている世界でも珍しく、素晴らしい珊瑚の森は、まさに王家にふさわしい珠玉の海となり生命の楽園として今も保存されています。
ラジャアンパットのいくつかの島をご紹介します。
ミオスコン島
狐の頭に似た頭を持つことから Flying Fox という名前がついたオオコオモリがいる洞窟があります。
ガム島
手つかずの大自然の森に極楽鳥の生息する島のひとつとして知られています。
ワヤッグ島
ターコイズ色に輝くラグーン。雄大なラグーンの眺めとユニークなカルスト地形の島々が印象的。
ワイゲオ島
ラジャアンパット諸島の中でも豊かな海洋生物見学に最適なスポット。
白蝶貝を母貝とする大粒の南洋真珠が生産されることでも知られています。
ジェフファム島
隆起珊瑚の侵食によってできた特有の地形とラグーン、浅瀬に珊瑚の森が広がるその美しい景観でも有名。
奥地に生息する野生の蘭など珍しい植物を目にすることが出来ます。
マンスアール島
マンスアール島は海亀やマンタレイに遭遇できる場所として知られています。
シュノーケリングやダイビングなどで珍しい海の生き物たちとの出会いをお楽しみ下さい。
インドネシアにはまだまだこんな海があるんですね。一度行ってみたいなぁ…