BY ミーモ · 2020年11月3日
2010年にオープンし、その独特な雰囲気で話題になった「スニマン コーヒースタジオ」。
今でこそ本格的なこだわりコーヒーが飲めるカフェがバリ島にいくつもありますが、その当時はかなりセンセーショナルなオープンでした。
キンタマーニ高原産のアラビカやタバナン産のロブスタなどバリ島はもちろん、インドネシア産の豆にこだわり、丁寧な精製で品質にフォーカスしたスニマンブランドのコーヒーは、その美味しさで評判になりいつも大盛況。
美味しいコーヒーを飲みに行ってみたいな〜と思いながら、なかなか行けなかったのですが10年越しに念願叶ってやっと行けました。笑
場所はラヤウブド通りからスリウェダリ通りを50メートルほど北上した左手です。
レストラン外観。
道路に面したテーブル席では在住欧米人がゆったりとコーヒーを飲んでる姿がとても絵になります。
まるでバリじゃないみたいな風景。
こちらの屋内はコロナのせいか入ることができませんでした。
外からパチリ。残念
カフェの向かい側にはスニマン直営の焙煎所とショップが併設されています。
ストリートビューの席はいっぱいでしたが、店内のカウンターが空いてるとのことでそちらへ。
こちらから入ります。
中に入ると、え?という空間が広がります。
とてもカフェとは思えない不思議スペース。
一瞬、ギョッとする人のリアルな木彫のオブジェは日本人がモデルというウワサ。
よくわからないオブジェです。
こちらもちょっとドキッとするオブジェ。
カウンターには本格的なコーヒーマシーンがいっぱい並んでいます。
こちらのオーナーであり、コーヒーディレクターでもあるオーストラリア人のロドニー・グリック氏は、Qグレーダー(コーヒーの品質評価をする技能者)、バリスタなど様々な資格を持つコーヒー専門家。スニマン(インドネシア語で芸術家の意)の名前通り、まさにコーヒーをデザインできる方なんですねぇ。
彼だけでなく関係するスタッフたちも技能取得者という精鋭揃いなんだそうですよ〜!プロフェッショナルでカッコいいですよね。
コーヒーのフレーバーホイール。
同じ豆でも焙煎の仕方によって味が変わるというもの。
コーヒー豆以外にもお茶も多種売られています。
コールドブリュー(水出しコーヒー)を作ってるの初めて見ました。
水で時間をかけて抽出することによって、コーヒーのえぐみが出にくくなり、まろやかな口当たりになるそうです。なんでもこの水出し法はインドネシアで生まれたとか。
パンもホームメイド。
わざと小ロットにして、職人が丁寧に作っているんだそうです。
気になるメニューはこちら。
食べ物もアジア系からウェスタンと種類も豊富です。
私はお昼前に立ち寄ったので、ブランチ用にサンドウィッチと、プラスRp.22,000でコーヒーミルクかコールドブリューコーヒーを頼めるパッケージメニューにしました。
こちらがボトリングされたコールドブリュー。
私は酸味の強いコーヒーが好きではないのですが、こちらは苦味がより強く、味わい深い気がしました。
こちらもボトリングされたコーヒーミルク。
こっちのコーヒーは水出しではなく、ふつーにドリップされたコーヒーを使用なんだそうです。上品な甘さで、大人のコーヒーミルクと言った感じ。
ムガップ-ムガップ Rp.42,000。
サンドウィッチの名前にはインドネシア語の重複語がつけられています。ちなみにムガップ-ムガップとは「息を切らす」という意味。まあ、名前の意味は関係なさそうですね。笑
中身はグリルドハム、チェダーチーズ、ピクルス、マスタード。
ティバ-ティバ Rp.42,000。
突然という名前のサンドウィッチの中身は、ビールを使った衣の魚フライ、タルタルソース、レタス、人参のピクルスです。魚のフライはビールを使っているのでサクサク、ホロホロです!
シア-シア Rp.40,000。
ツナサラダにとろとろのチェダーチーズ、刻んだベーコン、トマトに塩胡椒でシンプルな味付けです。
カフェ内は、ラップトップ片手に長居するゲストも多い、居心地の良い雰囲気なのですが、実は多くの業界賞を受賞し、スニマンのコーヒーに魅了されて、プロデュースを依頼するレストランやホテルもたくさんあるというお墨付きの実力派カフェ。ウブドの散策に疲れたら美味しいコーヒーと一緒にひと休みもいいですね。
Seniman Coffee Studio(スニマン コーヒースタジオ)
Jl.Sriwedari No.5, Ubud
Tel : 0361-972085
Open: 09:00~17:00
* 情報は予告なく変わる場合があります。
* 上記料金には税・サービス料が16%加算されます。