BY ミーモ · 2020年12月28日
バリ島には本格的な中華の他に、インドネシアンチャイニーズというジャンルの料理があります。
これは中華をベースにここインドネシアでアレンジされていった、コスパも良い庶民の中華料理という感じで、私たちがフツーに思い描く中華料理とはちょっと異なります。
アロマメダンの名前の由来であるメダンは、インドネシアの北スマトラ島にある都市の名前で、人口規模でいうとインドネシアでは4番目、スマトラ島では最大の州都です。シンガポールやマレーシアにも近く、オランダ統治時代には大規模なプランテーション農園の開発により、多くの華僑がメダンに移り住みました。時代が変わっても今尚、華人が多く住むメダンにはインドネシアン中華料理店が定着しています。
ここバリ島も華僑が多く住み、同じくインドネシアンチャイニーズの食堂はたくさんあります。
辛くないし、日本人の口にもよく合う味付けで、辛いのが苦手、インドネシア独特の味付けが好きじゃないというような方にはまさに救世主な料理でもあります。
アロマメダンは南デンパサールのセセタン地区に位置します。観光エリアではないですが、クタとサヌールの中間くらいにありますので、訪れるのにそんなに難しいエリアではありません。TNI-AL(インドネシア海軍)の建物のちょうど前で、大通りに面しています。
実はオフィスからも近く、マイマイスタッフのご贔屓食堂でもあります。笑
こちらが外観。
この看板が目印。
厨房はお店の入ってすぐの右側にあり、調理していると道路までお腹の空く香りがしてきます。笑
厨房の横には屋外席のテーブルもあります。
店内奥はエアコンルーム。テーブルはなぜか全てステンレス製です。
エアコンルームにはメニューの横断幕。全部インドネシア語です。
メニューはこちらですが、こちらもほぼほぼインドネシア語。
簡単に説明しますと・・・
IKAN : 魚料理
TAHU : 豆腐料理
SAYUR : 野菜料理
MIE : 麺料理
NASI : ご飯もの
ANEKA DAGING : 肉料理(AYAM : 鶏肉 SAPI : 牛肉 BABI : 豚肉 KODOK : 食用蛙肉)
といった感じです。
常連客であるマイマイスタッフさん曰く、今まで何を食べてもハズレなし!ということなので、だいたい使う食材がわかったら適当に注文するのも面白いかもですね。笑
それでは早速メニューの紹介へ。
今回ご紹介するのは、リピオーダーする確率の高い一押しのものばかり!笑
スープ ルンプットラウト Rp.35,000
訳すると中華仕立ての海藻スープなのですが、海苔の香りと味が濃いです!これに卵とひき肉が入っていて、ごま油の香りもいい感じ〜。これはごくごくイケちゃいます。笑
マポタフ Rp.40,000
日本だと麻婆豆腐ですが、日本の麻婆豆腐を想像しながら食べると味が異なります。
お豆腐がフワフワで味付けもしっかり!ご飯が進みます!
ブンチスの炒め物 Rp.40,000
ひき肉と一緒に炒めたブンチス(インゲン)はお肉の出汁とソースがよく絡まって美味しい〜!
ビールが飲みたくなります。笑
コロケ Rp.50,000
こちらは鶏肉のコロケ。衣のついた鶏肉と野菜を甘酢あんかけで絡めた料理です。酢豚の味付けと似ています。それにしてもすごい盛り盛り!
ご飯は一皿Rp.7,000。見た目は結構大盛りなご飯ですが、なんてことない!軽く食べられますよ〜。
実は今回初めて行ったのですが、これはもうリピ決定ですね!
安いし、ボリューム満点でしかも美味しい!
ただ一皿がかなりのボリュームなので、3人以上で来た方がいろいろ分けて食べられて楽しいかも。
サクッと食べたい時はチャーハンなんかもおすすめです。
Aroma Medan(アロマメダン)
Jl.Raya Sesetan No.626, Pesanggaran, Denpasar Selaten
Tel : 0361-727393 / 0851-0072-9277
Open: 09:00〜22:30
*情報は予告なく変わる場合があります。