BY バリ倶楽部 さすけ · 2016年12月1日
こんにちは、バリ倶楽部のさすけ(@sasuke80)です。
僕は5歳から22歳までバリ島に住んでて、22歳から10年間日本で働き、現在再びバリ島に住んでます。卒業してすぐに日本に帰国しましたので社会人デビューは日本で経験しました。その前はバリ島で働いたことはなかった。今勤めているバリ倶楽部がバリ島で働く、初めての会社です。
バリ島に戻る前から、バリ島で働くってどうなんだろ~と思っていて、「真剣に取り組まない」「いやいや働く」というような正直あんまり良いイメージは無かったです。でも、ふたを開けてみると。。。
「真面目」「勤勉」「責任感が強い」「的確」「クリエーティブ」圧倒されるほどの働き者が多い。毎日勉強になることだらけでとても充実しています。もちろん全員そうではないと思いますが、日本で働いている方々に敬意を払いながら、日本で働いてた時と比較しても「活気」「自由度」「志」が違うように感じます。とにかくイメージと正反対でした。インドネシア人は仕事しない、バリ人男性は一日中ぼーっとしてるのは存在するとすれば、ほんの一握りかも知りません。
とはいっても日本のように物事が進むとは限りません。バリ島のペースと物事が動くタイミングがあります。仕事がうまくいかない、ビジネスが成功しない方のほとんどがこれを理解してないように思います。でも本当に「出来る人」は場所問わず人をよく理解して臨機応変に対応しているようにも思います。
バリ島の人々は仕事を凄く大事にしますけど、宗教、家族、伝統はなにより優先順位として重要。多くの方は頭では解っていると思いますけど、心の底から理解して納得している方は少ないと思います。そうするとバリ島の人は雰囲気や空気を読むのが得意なので、何となく波長が合わなかったり、仕事での空気感が合わなかったりします。
バリ島家族でホームステイして家族間のコミュ二ケーションを観察してみると面白いと思いますが、ほとんど会話は無いです。ひとことふたことぼそぼそっとで終わり。なのに日常行事はスムーズに行われます。
かと思いきや、お祭りやお葬式などの伝統行事が行われた時は必ずドンのようなおばあちゃんが現れてきて仕切り倒して、言葉が飛び交っててわちゃわちゃと騒がしいながら仕事を片付ける。
このバランス感覚はコミュニケーションの天才と思います。バリ島の人は発した言葉だけではなく、雰囲気、空気などでコミュニケーションをとりますし、人を見る。
バリ島に住んで働くのはとても勉強になりますし、すごく充実します。
綺麗な自然とユニークな文化の中で働くのは毎日刺激的でチャレンジングです。地元の人とうまくコミュニケーションがとれて合致したときは物凄くポシティブなケミストリーが生まれて最高です。