BY ミーモ · 2016年8月5日
7〜9月は乾期の真っ只中!そんな乾期の風物詩といえばこちら↓
ラヤンラヤン(凧)です。
これは最も一般的なカタチのラヤンラヤンですが、大きさはこちら↓
一人では揚げられない大凧です!あ、もちろんひとりで揚げる小さいのもありますよ。
バリの男性は凧揚げが大好き!風の強い7〜9月はまさに凧揚げシーズンなのです。
毎年8月には、バンジャール(村の共同体)で競い合う大きな凧揚げ大会があり、今はその練習でバリ人のオトコは大人も子供も一生懸命なのです。いつものおっとりさ加減とは違い、みんな真剣な顔で凧揚げしています(笑) 。
サヌールの南にあるムルタサリビーチもそんな凧揚げの練習場。
日曜日の夕方は沐浴にくるロコでいつも賑わいますが、今日はいつもにも増してスゴい人・人・人!
そして今年話題になっている凧といえばこちら↓
ナガラジャです。ナガはインドネシア語で龍、ラジャは王様で、龍王という意味です。その大きさというより、長さといったら。。。。
ナガラジャを持っているバンジャールの男のコにちょっと話しを訊いたのですが、彼のところのナガラジャは全長150メートルだそうです。更に長いのは200メートルとかもあるそう!
尾っぽの方から見ると。。。
人があんなに小さい!!
なかなか揚げないので「もう揚げた後なの?それともこれから?」と訊いてみたところ、風の強さがまだイマイチなので、コンディション待ちとのこと。そうですよね〜、素材は薄手のナイロン生地ですが、これだけ長いとやっぱりそれなりに重さもありますからね〜。
いい風がないと確かに揚がらないか。。。
凧糸もビニールロープを使います。
焼きトウモロコシをかじりながら待つこと約30分。
バンジャールのオトコたちが動き出しました!
揚げる瞬間!
ビデオ撮影しなかったのをちょっと後悔。。。
カメラだとパラパラマンガみたいになって、それはそれで面白いのですが。。。
ちょっと感動です!思わず「おおおおおっ〜〜〜」と歓声が。
なかなかの迫力でした!!
ホント昇龍って感じですね!
今年は8月21日が凧揚げ大会だそうです。サヌール北のパダンガラで行われます。
凧の移動はトラックを使うため、毎年、凧揚げ大会の時期は渋滞がスゴいです。この渋滞もまた風物詩?(苦笑)