BY 英理子 · 2021年1月6日
こんにちは、バリ島東部アメッドより英理子です。
私の住んでいるアメッドは空港から3時間かかる僻地ですが、そこに住んでいる私でもびっくりな、よくもまぁこんなところに建てたものだ・・・っていう秘境の宿をご紹介いたしますね。
アメッドでも一番奥に近いレアン村(アクアテラスは、レアン村よりもさらにちょっと奥ですが)そこがこのロッジの登り口となります。そこから舗装もガタガタなとんでもない坂道を山に向かって1時間ほど登ったところにマッシス・ロッジ・アメッド(Mathis Lodge Amed) があります。
普段全く運動しない私は、ここを登ると決めた日から、毎日家の周り(アップダウンの多い道です)を3kmくらい歩いて体力づくりしてみました。
その日は「登るぞー!」と友達と気合入れて7時半にGoogle map にある、Reception Mathis Lodge Amed に集合。
はりきって登りはじめました。
アメッドのメインロードからそれて、山に向かって2分ほど歩いた辺りです。
いきなりのガタガタみち、バイクはかなり危険ですので歩きをおすすめします。
アメッドの山間に入ると、そこかしこにカシューの木がはえていて、10月-11月に実がたくさんなります。道のあちこちに落ちてます。マンゴー同様にウルシ科なので、かぶれる人は、マンゴーの木やカシューの木には近づかないように気をつけてくださいね。
20分も歩くと民家もぽつりぽつりになってきます。遠くに見渡す海がきれいです。
基本的にはスマホは圏外になるんですが、ところどころ電波拾える場所もあって現在地確認。半分くらい登ってきました。
周りは、まるでペーターと山羊がでてきそうな雰囲気になってきました。
(実際 山羊はたくさんいますよ)
さらに進むと、まるで白樺林のような…
しばらく進むと、立派な石垣がみえてきて、そこはその秘境のマッシスロッジの駐車場。
やったー到着です!と楽しみながらトレッキングするのが一番お勧めですがそんなのこの熱帯で興味ないわーと言われる方は無理せず、このうちの子の横のSantoさんにお迎え頼んでくださいね。レストラン利用で登り口のReception Mathis Lodge Amedまでは無料の送迎がお願いできますよ。
(Santo +6281339511531)
駐車場からさらに電動バギーで5分ほど。もしここに泊まったら、気軽にどこかにーーーは出来ないので、完全おこもりの覚悟で…
広大な敷地(いくら土地は安かったーーとはいえ、この場所への工事の資材運び水や電力の確保、大変な規模のプロジェクトだったでしょうねぇ)をこのバギーでカタカタカタカタとレストランに向かっての急な下り坂。
とうとうレストランまで到着です!なにこの谷、写真じゃ伝わらない壮大な広がり海が不思議な錯覚で、上まで盛り上がってみえます。
思わずガッツポーズなうちのお子。
レストランの規模もとてつもなくすごい。よくもまぁこんなところにこんなすごいもの建てたもんです。巨大な藁アートの照明もお洒落にまとめて新潟の方もさぞびっくりされることでしょう。
広大な敷地にぽつぽつ離れのロッジが建っています。
プール側から見たレストランの全体像。
貸切状態なので、プールで泳いだりジュース飲んだり、また泳いで朝から夕方まで遊ぶ気で行ってくださいね。
ストローは一番嬉しいガラス製(私は基本ストロー使わない派ですが、ガラスのストローだったら嬉しく使わせていただきます。)
この日はクロックムッシュとゴルゴンゾーラソースのペンネ。
海まで続く谷の景色のおかげで、美味しさ倍増です。
ここから下はウェブからいただいた写真です。
プールは半分が浅瀬になっていて、ここが露天温泉ならもっと最高なのにーーと…
日に焼けるのも気にせず、ずーっとただ座ってるのがよし。
私は乾季にいったので山がはげはげでしたが、雨季あけの眺めだとこんな緑なんですね。
客室はブレないセンスの、ナチュラル系ワイルドかつお洒落にまとめてあります。
夜の明るさが気になりつつも夜までいると帰り道怖いのでまだ確かめていません。
お部屋のインテリアや間取りはどの部屋もほぼ同じで、違いは本格的な、ジャグジーのある部屋かプライベートプールのお部屋の違いのようです。
プールはパブリックでもほぼ貸切状態なので、ここはジャグジーのお部屋の方がお勧めですね。
もしバリ旅行が6泊以上あって、アメッドの海辺に3泊ぐらいとれる予定の旅の方なら、海辺に2泊、そこにスーツケースは預けておいて、1泊だけの最低限の荷物でここに行くのは素敵な選択だと思いますよ。
まだまだ海外に飛べる日は遠くなりそうですが、とりあえずの妄想旅行で!
最後にもう一度、バイクか車で自分で登ろうとするのは絶対に危険なのでやめてくださいね。
歩いて登るか、もしくは無難にホテルからの送迎呼んでください。
それではまた!