BY ミーモ · 2020年4月8日
バリ島の魅力のひとつ、それはきれいに整備されたトロピカルガーデン。
バリのリゾートホテルに宿泊されたことのある方なら、お部屋の前に広がる緑いっぱいの景色や敷地内に咲き誇る色鮮やかな花々に癒された経験が一度はあるはず!
日本の四季の花々ももちろん好きですが、年中高温多湿のバリ島では南国独特の個性的で色鮮やかな植物が目を楽しませてくれます。
そんな素敵なガーデニングの元となる、ありとあらゆる南国植物が売られてるエリアがサヌールにあります。
私も実はガーデニング大好き💗。こちらへは時々通っております。笑
サヌールのケンタッキーからデンパサールに向かう道、ハントゥア通りがそのエリアとなります。
今はとても閑散としていますが、サヌールとデンパサールを結ぶ道なので普通は渋滞エリアです。笑
道路に沿って、たくさんの園芸店が並んでいます。通りからはこんな風です。
どのお店も大抵うなぎの寝床的な感じ。
黒い紗がかかっているところに置かれている植物はあんまり直射日光が得意でない植物。
外に置いてあるのはガンガン当たっても大丈夫な植物です。
実は今日ここに来たお目当ては、バタフライピーの苗。
この青いお花は乾燥させてお茶にして飲むととても目にいいらしいです。その効果はブルーベリーの約4倍とか。
仕事柄、目を酷使するので庭で育てて試してみようかと。笑
無事にゲットできました!
こちらがその苗です。お値段は2株で5万ルピア。もうちょっと値切れたか?笑
インドネシア語名がわからなくても、今はスマホで画像を見せて「この花を探してる」と言えばわかってくれるので、とても便利になりました。
お目当手の花は手に入りましたが、お花がきれいなので、目の保養にちょっと散策。
このエリアには蘭を専門にしているお店も多いんですよ。
私は蘭が大好き💗 作り物かと思うくらいあの完璧な美しさと気品がたまりません。
ランの王様、コチョウラン系。
デンドロビウム系(デンファレ)はコチョウラン系よりちょっとお値打ちです。
そしてコチョウラン系より育てるのが簡単です。
シンピジウム系。
まるで欄の品評会に来たみたいな華やかさです。
ときにはカリマンタンの山奥から採取してきたというマニアックな蘭にお目にかかれることもありますよ。
では南国を代表するお花を一部紹介します。
細かなお花が密集している可愛い「ソカ」。
お供え物のお花にも使います。
南国を象徴する、言わずと知れた花「ハイビスカス」。
インドネシア語は「クンバン スパトゥ」で訳すると靴の花。よくわかりません。笑
この小さくて可憐な花は「ジャスミン」。
本当にいい香りなんですよ〜!ジャスミンの香り大好き💗
こちらでもジャスミンティー(インドネシア語:テ ムラティ)はいっぱい売られています。
盆栽にもなる「ブンガ カンボジャ ジュパン」。
ジュパンはジャパンで日本なのですが、日本では見たことない花。笑
これは日本でもお馴染みのマリーゴールド。
思わずあいみょんの歌を口ずさんでしまいそうに。笑
水辺の花を代表するハスです。
これも特別なお供え物によく使われます。こちらも高貴な花💗
ナチュラルバッグやアジアンテイストの家具の素材として使われるエッチェンゴンド(ウォーターヒヤシンス)は鑑賞用としても素敵です。
パンダン ハルムはバリではお菓子の香り付けや花のお供え物(チャナン)にも使われる、バリ人にとってなくてはならない葉っぱです。
この写真のように細かく刻んでチャナンの中央に乗せます。
バリの人たちがダウン プラワ(花の葉)と呼ぶ、いろんな色がミックスした変葉木。
正式なインドネシア語名はダウン プリンとのこと。葉っぱなのにまるでお花のような華やかさ!
綺麗な赤が印象的なダウン アンドン。
ペンジョールなどにも使われ、バリヒンドゥーの家寺にはこのアンドンを使った祠が必ずあるそうです。
他にも個性的な葉っぱの植物をご紹介。
そしてこれまたリゾートに欠かせないブーゲンビリア。
インドネシア語はクンバン クルタス(紙の花)。笑
ブーゲンビリアは接ぎ木ができます。1本の木で何色もの花が咲いてキレイ💗
こんな変わり種も。
バリ料理には欠かせないコブミカン(バリではレモと呼ばれています)。
私も育てたことがあったのですが枯らしてしまいました・・・・
ハワイではレイにも使われるプルメリア(バリではジュプンと呼ばれています)も色や種類が豊富。
お供え物に使われるお花の代表です。
そしてちょっと前まで私のマイブームだったエアプランツもいっぱいあります!
しかし、私は一番手がかからないと言われるエアプランツとサボテンを枯らしてしまう人。笑
多分水をあげすぎちゃうんですよね・・・だって植物の世話するの楽しいからついついね〜 ^^;
エアプランツいろいろ
サボテンいろいろ
このロープで編んだ、吊り下げ用の入れ物、今流行ってます。
日本にもあるニチニチソウ。
マツバボタンも日本にありますね〜。
ちょっとケシにも似た、ターネラというお花らしいです。
ちなみにバリのフラワーバスにはホウセンカがかなりの割合で使われています。
↓こんな感じ。
ホウセンカはチャナンにも使われる、バリの人々にはとても使用頻度の高いお花でもあるため、園芸店にはなく、畑で育てられています。
もっともっと紹介したかったのですが、たくさんありすぎて💦
ホテルのお庭を散策される時にでも、ちょっとした参考になれば嬉しいです。
それでは〜