BY ミーモ · 2016年4月14日
人口の約90%がイスラム教であるインドネシア。
でも、バリ島に限ってはヒンドゥー教徒が90%という、実はちょっと特殊な島なのです。
そのヒンドゥー教の総本山として崇められるブサキ寺院で、約1ヶ月間、バタラ・トゥルンカベという年に1回の大きなお祭りがありました。
この期間のバリの人たちの合い言葉は「もうブサキに行った?」
なんといってもバリ島中のヒンドゥー教徒が訪れるので、
この期間は早朝から深夜までひっきりなしに参拝者が訪れます!
私の知り合いは朝9時に出発して、家に戻ってきたのは夜の9時だったとか。。。
こういう時の私のオススメは夜の参拝。昼間ほど混んでないし、アグン山の麓に位置するので、夜は空気もひんやりと気持ちいいのです♪
ブサキ寺院は、大小30くらいのお寺が集められた複合寺院。なぜ複合かというと、ヒンドゥーにはカースト制度があるため、カーストの階級により、お祈りするお寺が違ってくるからです。
さて、なんちゃってヒンドゥーの私は、一番割合の多いとされるパスック階級です。
そのパスックのお寺である「プダルマン・パスック」でまずお祈りします。時間は夜の8時半くらい。まだまだすごい人です。
お祈りが終わったら、マンクー(僧侶)にティルタ(聖水)をいただきます。
これでパスックのお寺は無事終了。
私の場合、お祈りするお寺は2つで、公共のお寺でありブサキ内で最も大きい寺院である「プナタラン・アグン」へ移動です。
階級が関係ないので、さらにスゴい数の人!人!人!昼間だったら、待ち時間だけでバテそうです。夜でよかったぁ〜〜
ヒンドゥーの3大神である、シヴァ、ウィシュヌ、ブラフマを祀った祠。ライトアップされて、昼間とはまた違った神々しさです。なんちゃってヒンドゥーの私もスピリチュアルムードに思わず酔ってしまうほど。
参拝が全て終わったら、この急階段を降ります。バリのお寺はブサキに限らず階段が多いです。いつも「ドミノ倒しにならないのかな〜」って不安に駆られるのですが、今までそんな事故は聞いたことないですね。
神様に守られてる??
あ〜、なんだか一仕事終えたスッキリ感(笑)。夜7時に出発して12時に無事家に到着しました。