BY ミーモ · 2016年11月17日
クロボカンのおしゃれストリート、プティトゥンゲット通りに2016年7月にオープンした中華ダイニング「ムーンラビット(月兎)」。中華レストランというと円卓がたくさん並び、赤を基調にしたインテリアに螺鈿の家具、絨毯など、ザ・中国みたいなコテコテした感じを想像しますが、このムーンラビットのインテリアは、上海の石庫門住宅がおそらくお手本。コンクリートと煉瓦がむき出しになった個性的な造りが目を引きます。石庫門住宅とは、フランス租界時代の上海に建てられた、中洋折衷型の伝統的な建築様式です。今でも上海のオシャレなエリアでは、この石庫門を活かした街並みを見ることができます(って写真で見ただけですが。。。へへ)。
私も個人的にこういうテイスト大好き♡ オーナーはジャカルタ出身の中国系インドネシア人で、オーナー自らが考案したそうです。センスいいですね。
↓こちらが外観。ちょっと倉庫っぽい感じがオシャレ。
↓お店の看板も上海っぽくネオンで。う〜ん、雰囲気ありますね。
↓お店の看板。目を引きますね、しかも可愛い♡
↓入り口もレトロなバーっぽい雰囲気。
内観もいい感じです。平日は夕方からしか開かないのですが、暗めの照明が大人な感じ。租界時代の上海のバーってこんな雰囲気だったのかなぁ?
↓コンクリートむき出しの上に描かれているのは中国の天女さまでしょうか?
お店の名前にもなっている看板兎も描かれています。
↓店内はカウンター、テーブル席、ソファ席があります。落ち着けるソファ席が人気。煉瓦の壁をスクリーンにして、中国の映画か何か、映像を流しています。
料理は中華ですが、こちらもコテコテではなく、モダンテイスト。点心が人気メニューのようです。点心メニューも写真でなく、イラストなのが可愛い♡
↓点心で私が一番好きなハーガウは、中の海老がぷりぷりジューシーで期待を裏切らない味でした♪
↓やっぱりショーロンポウもね♪ 肉汁がたまりません。。。
↓シュウマイは牛脂がスゴかった。肉好きにはたまらない!
チョップされた海老がトッピングされています。生姜醤油でさっぱりと。
↓米粉のクレープ、チョンファン。中身はやっぱりぷりぷりの海老!
点心、どれも美味しかった〜。ひとつひとつがちゃんとしてる感じです。
続いてスープ。。。
↓スタッフおすすめにしてみました。ウォントンスープ(Rp.38,000)。具入りワンタンスープといった感じ。見た目よりずっと優しい味で◎
↓マーボドーフ(Rp.48,000)は牛肉のミンチとマッシュルームがたっぷり入っています。う〜ん、白いご飯がほしくなります!
↓野菜も注文しないと!ストゥリングビーンズ with ミンチドビーフ(Rp.48,000)。牛ミンチ入り、さやいんげんの炒め物です。
↓こちらもスタッフがおすすめしてくれた上海ヌードル(Rp.55,000)。麺の上にカリッカリにローストされた厚切りの豚肉が乗っていてウマい!添えのスープは、食べる前に豪快にかけていただきます。
そして中華料理にはやっぱりジャスミンティー。でもこのお茶、なぜかトレーの真ん中にスプーンが乗っています。何に使うのか訊いたところ。。。。
なんと、インドネシアの人はジャスミンティーにお砂糖を入れて飲むそうです。。。。なので、お砂糖をかき混ぜるためのスプーンでした。。。(ちょっとビックリ!ところ変わればですね。苦笑)
写真を撮るのを忘れましたが、トイレもかっこ良かったです。シンプルなシノワズリー(ヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式)といった感じで、トイレも手を抜いてないですねぇ〜。
このプティトゥンゲット通りにはたくさんレストランがありますが、そういえば中華は初めてかも。バリで上海トリップしてみてがいかがですか?
Moon Rabbit Dim Sum & Liquor
Jl. Petitenget No.43, Kerobokan
Tel : 0361-4740674
Open : 17:00 ~ 02: 00(月〜金曜日)
11:00 ~ 02: 00(土〜日曜日)