BY みなっしー · 2018年4月6日
世界広しといえど【ニュピ】があるのはバリ島だけ!!
ニュピ:外出・労働・灯火の使用・殺生などが一切禁止。1日静かに過ごす日。
ニュピ前日(3/16)は、夕方になると各家庭で松明を手に、鍋底などをガンガン打ち鳴らしながら敷地内の悪霊を追い出します。
日本で言うと、節分に行われる「豆まき」鬼は外~福は内~ですかね。
夜には追い出された悪霊が憑依した巨大なハリボテ神輿の「オゴオゴ」を男性陣が担いで伝統楽器ガムランとともに練り歩きます。
パンジャール(町内会)の若者が中心となり、オゴオゴを自分達で作成します。
当日は、おそろいのTシャツを新調し意気揚々と出陣。
日本で言うと、おそろいの半被着きて神輿かついて練り歩きです。
1年に1度の「オゴオゴ」を見なくてはと言う事で、まずは、夕方からサヌールのお隣「シダカリア地区」へGO!! 沿道から「オゴオゴ」を見ます
(Chururu:鬼・お化け)
(Vanmpiru:パンピル)
子供がかついでいるオゴオゴも、子供達で作成してるんですよ。お母さんも一緒に歩き嬉しそう(ハノマン:白い猿)
バリ舞踊の衣装を着きた女の子が看板と一緒に歩きます(町内会選り抜きの可愛い子が毎年歩くそうですよ)看板にはオゴオゴの名前が書いてあります。
(Batara Kala:シワの神様の子供)
大人のオゴオゴは迫力がありますね。(Dewi Sinta:ラマの奥さん)
20:30頃、サヌールのマクドナルドの交差点へ。ここの交差点は、四方からオゴオゴが交差点目掛けて集まってくるので見ごたえがあります。今年は、まだオゴオゴがきておらず交差点に人が溢れてました。マックの看板がわかりますか?
20:40頃、やっとレノン方面からオゴオゴがきました。外人のお客様も多く「待ってました~」と、大盛り上がり。一斉に携帯が上がり面白かったです(笑)
その後に続いて、海側から大型のオゴオゴ。みなっしーが見た歴代のオゴオゴの中で一番でかいです。オゴオゴの周りに棒が高く上がっているがわかりますか?
あの棒で電線を押し上げて、オゴオゴを通します。(へ~~~)
オゴオゴと一緒に移動しながら演奏をするガムラン隊の演奏も楽しみ。
ガムランが聞こえてくると、バリ島にいるな~って思うみなっしーです。
次から次へと「オゴオゴ」が、交差点目掛けて押し寄せてきます。
みなっしーは、交差点の中心に陣取っていたので大きなオゴオゴが来ると道を空けるようポリスが笛を鳴らしてスペースを確保するんですが、オゴオゴが勢い余って人ごみに突っ込んできたり、エキサイティングなオゴオゴで面白かったです(笑)
交差点の真ん中で、オゴオゴを激しく回転させたり上下に動かしアピールタイムがあります。
今年のオゴオゴは、動きが激しく中には壊れてしまうのもありましたが
それはそれで、見物人から歓声が湧き起こり楽しかったですよ。
来年のオゴオゴは、バリ島へ来て体験してみて下さ~い。
オゴオゴが終わり、明朝06:00から静寂にバリ島が包まれる神秘的な【ニュピ】が始まります。
2018年4月現在の情報となります。