バトゥール湖に浮かぶ水上レストラン～レストアプン～でキンタマーニの地元料理を堪能!

バトゥール山とカルデラ湖であるバトゥール湖から成り、壮大な景色が堪能できるキンタマーニ高原。
バリ島随一の景勝地と謳われ、その壮観なパノラマの絶景を眺めながらのランチはバリ島ツアーの定番ともなっています。

そんな観光の定番であるキンタマーニ高原では、ツアーのゲスト用にビュッフェスタイルのレストランがほとんどでしたが、最近ではスタイリッシュなカフェも建ち始め、「映える！」と多くのロコで賑わって話題になっています。

しかしながら、今回ご紹介するのはそんな新しいスタイリッシュカフェではなく、昔からある湖畔に位置する水上レストランです。笑
でも・・・・
私は長年バリに住んでいますが、実はこのレストランの存在を知ったのはつい最近。
キンタマーニのメインストリートから湖に向かって坂道をずっと降りて行くのですが、有名な温泉に行くのはドン突きを左折。でもレストアプンは右に曲がります。左には行った事あるのですが、右に曲がるのは今回が初めて。

レストアプンは、クディサンリゾートという宿泊施設が所有するレストランです。
こちらがロビー？

湖の方に向かうとありました！レストアプン！
本当に湖の上に浮かんでました〜。笑
この日はあいにく曇り空で風が強かったため、写真はいまいちで、ゴメンなさい。。。

でも晴天や風のない日には湖が鏡面になり、下の写真のようななんとも幻想的な姿を見ることができるようです。

座席はテーブル席とカーペットに直に座るタイプの2種あります。

屋根なしのテーブル席。風を感じながら・・・・

ガラス扉のあるスペース。

バトゥール山は1926年に大噴火していますが、その際に流れ出た溶岩が固まった黒い岩肌が見えます。

湖畔の席もあります。湖と水上レストランが眺められるガゼボ。

屋内席。

では食べ物を紹介します。

ほぼほぼインドネシア料理ですが、ちょっとだけチャイニーズフードがあります。
また、キンタマーニというエリアは実はバリアガ（バリ先住民族）が多く住んでいて、独特の風習を持つことでも知られていますので、ここでしか味わえないものもあるのでは？と期待も。笑
こちらがメニュー。全体的に安い！

サンバルは3種類サーブされます。
一番奥のはワタシも初めてのサンバルでした。

イカンニラ（ティラピア）のグリル（イカンバカール）Rp.88,000/kg
イカンニラとはバトゥール湖で獲れる代表的な淡水魚だそうです。日本でも昔はいずみ鯛（名前は鯛ですが鯛とは全く別物）という名前で流通してたそうですが、今はしてないとか。
淡水魚というと普通ちょっと臭みが気になるイメージですが、このイカンニラは全く臭みがなく、あっさりとした白身でかなり美味しいです。
この一皿で1キロ分。かなりのボリュームです。4人くらいでシェアできそう。しかし見た目はかなりグロテスク。笑

イカンクアブンブクディサン Rp.44,000。
イカンニラを500gたっぷり使ったインドネシアの辛口スープ。スープにするとまるで高級魚のクエのように身がふんわりと柔らか。

チャカンクン Rp.17,500。
空心菜の炒め物はイカンバカールとよく合うのです。

フーヨーハイ Rp.20,000。
中華の本当のそれとは違いますが（蟹も入ってない）、これはこれで美味しかったです。笑

レストラン内は正直古さは否めませんが、それよりもロケーションの素晴らしさが勝っていて、自然に囲まれて気持ちよく食事ができました。
天気のいい日はホントにオススメですよ〜。ロコのゲストも家族連れや友達同士など、たくさん来ていました。
ちなみにレストアプンのアプンはインドネシア語で「浮かぶ」という意味なんだそうです。
そのままでしたね。笑

Resto Apung（レストアプン）
Kedisan Resort, Jl.Raya Kedisan, Danau Batur, Kintamani, Bangli, Bali
Tel : 0366-51627 / 081-337-755-411 / 0812-1060-786
Open: 07:30~19:00

＊情報は予告なく変わる場合があります。
＊上記料金は税・サービス料が15%加算されます。